MONOULLY storeで「絶対壊れないiPhoneカバー」の商品説明がありました。
内容は以下のURLをご覧ください。
https://monoully.jp/products/detail.php?product_id=15
タイトルは「絶対壊れないiPhoneカバー」となっておりますが、大の大人が本気で放り投げたり、ジャンプして踏んづければスマホのガラスが割れると同時に本体が壊れてしまうと思うのですが。
ようはただ落としただけでは割れませんよ、うっかり踏んづけてもガラスは割れませんという事でして。以前「オートバイで急ブレーキを踏み、スマホがポケットから飛び出しガラスが割れた」というクレームがありました。また、テレビの撮影でレンガを落としても割れなかったので、ブロックを落としたら割れたという事実があり、本来の目的が置き去りにされたようでした。
iPhoneやiPadの液晶画面を保護する素材として、フィルムよりガラスを選んだのは質感やデザイン上のこだわりだそうで、それにはリスクもつくわけです。それを承知で購入する我々のリスクヘッジとして、このようなフィルムカバーが生まれました。
ポータブルな製品は持ち運び便利ですが、落下破損というリスクがあるので、各メーカーは落下衝撃対策に工夫をしてきたようです。初期の頃はポータブルと言えばポータブルラジオでした。落下するとプラスチックカバーが簡単に割れるため、いつごろからか強度の高いプラスチックが使われるようになり、WalkMan(ソニー製)は金属カバーが使われるようになりました。更には内部の部品の耐久性を高め、半田付けが簡単に剥がれない工夫が施されるようになりました。
iPhoneを2階の高さから何度もコンクリートの地表へ放り投げた結果、ようやく動作不具合を発生させました。この実験で内部構造はすごい技術の結晶だと思いました。もちろんこのフィルムカバーを付けておりましたので、ガラスは決して割れませんでした。
このフィルムの隠された技術は、表側からカバーするため、通常はガラス面にエアーだまりが発生しますが、フイルム表面の特殊加工により一切発生しません。また、側面のグリップ感を高めるためポリウレタン材を使用し、ガラスをカバーする面は滑りをよくするためPET材を使用しており、これらを一体化するため溶着をしております。しかし、素材(化学式)の違うものは溶着しづらく、たとえついてもつなぎ目が破れてしまいます。しかし大人の人が引っ張っても破れません。製造技術の工夫でこのような品質が生まれたわけです。