markdadaoの日記

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絶望からワクワク未来を

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アフガニスタンで内戦被害にあった家族のニュースを見た。息子6人が殺され、遺された26人の孫を抱え、所得も無く、絶望にくれるおばあさん(62歳)が映し出されていた。希望の拠りどころの無いその顔は、実年齢以上に老けて見える。(写真は文面とは違う参考写真)

自分がその場に立った時、どのような対処をするのか?

 

大勢の孫を引き連れての国外脱出は現実的では無い。テレビクルーのスタッフへ、命を守るため、孫たちの養子先を世界へ発信依頼するしか思い浮かばない。

日々爆撃を避け、食料を求めることに切迫している。平均寿命48歳の低さは世界第28位、多くの幼児の死亡に起因しているようだ。

 

しかし、アフガニスタンは世界有数のレアメタルや貴金属の鉱脈があり、平和が訪れればインフラが進み、大きな富を産出すると言われている。ただし、その平和は民族、宗教闘争が足かせとなり、他国に侵略され続けた苦い歴史のある国家は、自立するには相当の犠牲が強いられる。

無責任おじさんの飛躍的発想だが、鉱物資源と平和を担保に採掘使用権を、毎年の国家収益にあてたらどうか?レアメタルや貴金属がITやIoTのハードウェアに使用され、Apple,GoogleSoftbank などが入札してくるかも。国がお金持ちになれば、争いや疾病が減り平均寿命も伸びる。

問題は争いを続ける当事者達に、どうコンセンサスを作り、停戦を実現させるかだ。まずは国民の所得増と就労の機会の拡大提案はどうか

年間使用料収入の他に雇用の拡大に伴う失業率40%の改善により、1日2ドル以下の生活からの脱却が図れる。

現在一人平均の年間 所得が約2,000ドル、人口31百万人との事だが、新しい産業が生まれ所得増が実現。いつ死ぬかわからない戦闘員が、ライフルを捨てれば所得増が約束されるとなれば、彼らは一斉に故郷へ帰るだろう。

貧困を所得増で善循環に変え、教育に投資が回り、就労先が増え、人々の希望に満ちた未来が続く。

武器商人や国家間の権益を狙う大国に対し、民間が、ある正当な競争原理に基づき国家運営ができれば平和は意外と近いところにあるのかもしれない。

ただ、誰が猫に鈴をつけるかだ。