markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

上を向いて考える

車窓から見る近くの景色は飛び去るが、遠くは一緒に走ってくれる。都会に近づくと、一緒に走ってくれる遠方の景色が見えなくなる。しかし孫は雲が一緒に走ってくれると言う。若いと見る角度が高いが、歳を取るに従い目線が落ちてくる。

確かに雲の流れを見続ける事はなくなった。雲と言えば、飛行機の窓から眼下に雲海を見る程度。日常、上を見て考え事をする事がない。ほとんど目線を落とし考え事をしている。ロダンの「考える人」は、うつむいて考えている姿だと、しかしあれは眼下に広がる地獄を見ているので「見ている人」だという。

ロダンの「考える人」は何を考えているの? - NAVER まとめ

未来や積極的に考えるときは顎を上げ、悪巧みや消極的に考えるときは頭を下げる。この角度を変えるだけでずいぶん発想が違ってくる。お試しを!

考える姿勢は一般的にはうつむき姿をイメージする。何故だろう?考える時は問題が起きて、それを解決しなければならないときなど、外部からの要因(困った事)に対し目線を落とし思考を巡らす事が多い。しかし、公のためや自発的な夢の実現のために考えるときは上を向く。