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markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

「黒南風の海」を読んで

読後感想

黒南風(くろはえ)の海   「文禄・慶長の役」異聞 (PHP文芸文庫)

韓国とは以前は発電機を輸出し、最近は保護フィルムを輸入しており、何人かの韓国の友人がいる。そして訪韓する機会もあり、その文化や言語に触れることも多々ある。

いつも思うのだが、日本人そっくりな韓国の人に会うこともあり、逆に以前ブログで紹介したことがあるように、韓国の友人達と漢江へ水上スキーをしにいった際、現地の人に道を尋ねられたことがある。10人ほどの韓国人がいる中で、唯一の日本人の私に道を尋ねたことに、躊躇しいる私と道を尋ねた男に対し友人達は大笑いをした。

また中国でも、タクシーの運ちゃんに私の中国語から韓国人だと決めつけられたことがある。フィリピンのホテルでも最近韓国の観光客が多く、ホテルスタッフが私に「ヨボセヨ」と挨拶されたこともある。

日韓隣国同士関係も深く、侵略の歴史も多く、結果遺伝子の相互存在の可能性も多いにあると思う。私の住む富岡市の隣町は甘楽町というが、これは韓国のカンラと関係があるだろう。埼玉の高麗(コマ)郡はコウライとつながる。誰から聞いたのか忘れたが、大和時代頃の地方の豪族が知識人の韓国の学者を招聘した際、渡来人の住む地域をこのような地名としたと言う。また名字が高麗さんという人たちもいる。

文禄・慶長の役加藤清正隊は南北朝鮮を縦断しており、秀吉の死で6年間の戦いが終わっているが、その間日本へ戻らなかった、戻れなかった兵士も多くいたのではないかと想像する。伊東潤著による「黒南風の海」の戦国大河小説なら、読みやすいだろうし、その中から当時の状況をかいま見ることが出来るのではないかと思った。人類の反省無き争いの中にも、このような国籍を超えた民衆の歴史がある。