markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

交差点内の事故


朝の9時に前橋市の片貝で東京から来るお客様と待ち合わせ。東松山周辺で車3台による事故のおかげで、少し遅れるとの電話あり。
時間があったので、待ち合わせ場所の駐車場斜め前のゲートボール場の老人たちを何気なく見ていた。その先をスピードを上げて走る白いSUVが目に入った。その数秒後大きなぶつかる音がした。あのスピードと衝突音では命に関わると直感し、全速力でその音がしたところへ駆け寄った。
四つ角の走行斜め右の塀にSUVが突っ込み、運転席から転がるように女性ドライバーが降りてきた。フラフラしていたので脳しんとうでも起こしたかと思い、そのまま横になるように伝えた。そして私には土地勘がないので位置説明のため、そこにいたゲートボールの老人に携帯で救急車を呼ぶようにお願いした。また別の方には、エンジンを切ってもらうように頼んだ。最初は自損事故と思ったが、その女性ドライバーが興奮して「車が飛び出した」と言う。そして気分が悪いと言いながらまた立ち上がろうとするので、別な老人に安静にするようにお願いし、ぶつかった車を見に行く。10mほど先の右側のガードレールに張り付いたように軽自動車があった。駆け寄るとフロントの右側が粉々にクラックが入り、運転席右の窓ガラスは無くなっており、顔面血を流した女性がいた。助手席側の窓が少し開いていたので、そこから声を掛けた。「救急車を呼んだから安心してくれ」と言うと、頷いた。そして携帯でどこかへ電話を掛け始めたので、意識はしっかりしていると思い、また四つ角に戻った。隣家の人が椅子を出してくれて、その女性ドライバーを座らせていた。小さな交差点内のため別な老人に交通整理をお願いした。ようやくサイレンの音が近くに聞こえてきた。
そのときお客様から待ち合わせの駐車場に着いたと電話があった。そのゲートボールをしていた老人たちにお礼を言い、急いで自分の車に戻った。
すれ違いもやっとな路地の交差点で一時停止をせず、直進優先の車との交通事故であった。優先車も交差点では徐行し事故回避をしないと大変な事になる。命には別状無かったのが幸いであった。