markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

「未来の夢計画」を学んで

1965年から2000年の間に1万件のR財団の授与が行われ、2000年から2004年のたった4年間で同じく1万件の授与が行われた。よって当資金の必要性が高まったことと、事務処理の増大に伴い、2005年2月に「R財団の未来の夢計画」という改良した活用システムを開始することになった。これは大きな成果と長期的持続的プロジェクトが遂行できる事が目的である。
ポリオ撲滅が最優先事項である。年次プログラム基金の寄付目標は年1.5憶ドルを目指す。また、世界のNPOのなかで上位50位に入る財団とするため、知名度を上げる公共イメージアップの戦略が計画された。
プログラムの効率化を図るため、世界と地元のバランスを取る。世界はグローバル補助金で、地元は新地区補助金を主に活用する。また、ロータリアンが自分達のR財団という意識を高めるため、地区にその決定権を移行する。
R財団の使命は「世界理解、親善、平和の達成」であり、その手段として「健康状態を改善・教育への支援を高め・貧困を救済する」。
6つの重点分野を定めこれを9年間は維持してゆく。「平和と紛争予防、紛争解決・疾病予防と治療・水と衛生設備・母子の健康・基本的教育と識字率向上・経済と地域社会の発展」
「新地区補助金」はスポット的、小額プロジェクトに適しており6つの重点分野以外でも使用可能である。DDFを用いて地区に一括で補助金を提供する。3年前の総額の半分の寄金の50%以内が活用される。
「グローバル補助金」は高額で長期的なプロジェクトに適し、6つの重点項目の内容であり、海外のクラブや地区と協力する国際プロジェクトであること。またはR財団と協力団体とのパッケージ・グラントとして将来は合同プロジェクトが考えられる。新地区補助金とは逆に50%以上が活用される。
これらを活用するに当たり、参加資格を得る必要がある。試験地区はすでに全てが資格認定手続を完了している。具体的には「クラブ参加の同意・地区指導者の研修・専門委員会の設置・手順の確立。詳細はhttp://www.rotary.org/RIdocuments/ja_pdf/fv_memorandum_ja.pdfのMOU覚書を参照。プロジェクトの終了または経過の報告を重視し、提出がされていない地区またはクラブは新たなる申請はできない。
2013-2014年度は世界全体で未来の夢計画が導入される。