markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

先輩の今井さん

今週は息子の結婚式があるため、来客が多いので庭の草取りでも始めなければと、早朝小一時間雑草と戦った。しかしすぐ力尽きて後輩のS君(庭師)へ電話をしたが日曜日で捕まらない。
汗が噴出しシャワーをしたが、深夜電力の温水器がストライキを起こしている。多分雷でブレーカーが落ち、ヒーターが動作しなかったのだろうか?
10時に先輩の今井さんの事務所へ行く約束をしていたので、あわてて出向く。目的は今月末に行われる「とみおか夏まつり」へ私達のRCもブースを出し、クラブの社会事業の写真を展示する、その準備であった。すでに今井さんは玄関周りにある花へ水をやり、部屋で待機していた。聞くところによると、昨晩10時に就寝し、早朝4時からなでしこJAPANの実況中継を見て、その後近隣の神成山を踏破し、帰ってきて鏑川の河川清掃に行ってきて、今戻ったところだとのこと。
私は、草取りで息が切れているのに、私より一回り先輩の今井さんの元気に完全に負けていた。更に驚くことに、最近20回ほど裸足で山を歩いているとのこと。足の裏が固くなってきたと見せてくれたのだが、呆気にとられるばかり。今日で720回ほど同じ山を登っているとのことで、「何か目標を持とうと思い、裸足で歩くこととした。最初は痛かったが最近はだいぶ痛くなくなってきた。多分3か月歩けば痛みは無くなる。足裏は健康の元と考えているからだ。」
早速、展示する写真の選定を行い、キャプションを考え、先輩がサンプルを作成し、再度校正の打ち合わせをすることにした。
お昼を食べて行けとのこと、言葉に甘え先輩の料理で「肉汁でつけるうどんと、浅漬けのおしんこう、トーストにすき焼き。」
いろいろな話に盛り上がり、最後に菅首相の動向と退陣後の状況を観察している話。通常は考えられない行動で、市民運動をやっていたころ市川房江氏から「彼を議員にしてはならない」と言われたとのこと。
先輩の今井さんはロータリークラブ青年会議所の先輩であり、市長を2期務め、退職後町づくりの為、官営製糸場を題材とした「紙芝居」の脚本を書き、ご自分から率先し演者を務める。またさまざまな活動に参加し、市長になる前と同じように多くの人たちとの交流を深めている。
相手が後輩だと教えるつもりで、広い知識から説明をするので、一部の人たちからは疎んじられていることもあるのだが、それを学びたいと考える後輩たちからは慕われている。一般的に市長などの公職を退職すると、なかなか人は集うこともなくなるのだが、今井先輩は偉ぶることもないので、人が集まってくる。
はたして菅首相が退陣をしたら、どれだけの人が慕って集まってくるのだろう。