markdadaoの日記

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会員増強について 新藤信之PDG


サブタイトルが「会員減少をどう克服するか」、第18回源流セミナーの1部として講演が行われた。タイトルから推察する内容は、具体的な行動プログラムと予想していたが。
新藤PDGは、会員減少の原因を3期の変化の流れから捉え、その対策を発表された。


現況は日本のロータリーにおける会員及びクラブの減少傾向に歯止めがかかっていない。


第1期が1996年以前で、会員増強とクラブ拡大が活発であった。
第2期が1996年以降で、クラブの小型化が顕著となり、CLPが始まった。
第3期は2004年以降で、クラブの合併や地区の再編が推奨され、戦略プラン(日本ロータリーでは長期計画と訳されている)が始まった。


日本の平均クラブ会員数は40人前後であるが、40人を切ったクラブではこのCLPが有効的である。
しかし、従来からの委員会構成の呪縛から解く事が出来ず、特に職業奉仕を軽視するとしての印象があり、誤解がCLPの不幸を招いた。


クラブの小型化に伴い脱会クラブの会員数は全て20名以下であった。
現実は対策に先行するとして、地区再編の制定案が議決された。(04-170)
また最近、「出席」から「参加」するロータリークラブへRIの意向がある。これは伝統ある例会遵守からボランティア団体への変化を意味し、ロータリーの危機と考える。


対策案として、CLPの活用、実践。
ロータリーを学ぶ(RLIやロータリーコーディネーター)、そしてリソースの活用。

ロータリーの綱領(目的)であるThe Ideal of Serviceを遵守し、
その目的達成のための手段として、各クラブの事情や特徴を生かし、
戦略を構築し、その方法を細則に展開し、
クラブ独自のロータリー文化を築きながら、
信頼できる仲間達と、人間として社会に貢献することと、Fellowshipを楽しみながら人生を送りたいものである。