日経新聞の元旦号に考えさせられた社説が掲載されていた。感じたことを下記にピックアップする。
「財政や社会保障について」
負担をないがしろにして財政支出を続け、その帳尻を国債発行で埋めてきたツケが、今の若い世代や未来の世代にずしりとのしかかる。
「平和について」
中国の21年連続での国防費2ケタ増加も、東アジアの長期的な安定にどんな影響を及ぼすか読めない。
「地球温暖化問題について」
自分たちが生みだした問題は自分たちで処理する。それが未来への責任だろう。
「経済について」
潜在的に大きな需要があるのに、政府の規制などで供給が出てこない分野もある。・・・医療、電力や農業、保育、介護「安全保障について」
日米同盟の意味合いを、未来の視点からもう一度考えてみる発想が大切である。
「地球環境を守る」
先進国は産業構造を大きく変え、新たな成長を開始する。技術力の高い日本は優位に立つはずである。
「改革の担い手はだれか」
各界の指導者に若い人の登用する寛容さと勇気が求められる。
「最後に」
今から10年後には65歳以上の人口が3割に近づく。この10年が勝負であろう。若い世代や将来世代の生活を守ることを新真剣に考え、早く行動を起こすべきである。