markdadaoの日記

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中国と酒席


4年前のクリスマス、上海で一人吉野家の牛丼を食べていました。下請けさんの工場視察等で訪中していたのですが、夕食を業者さんと一緒に食べると酒席となり精神的な借りができ、仕事に支障をきたすため昼食以外は極力お断りをしています。
約20年まえ天津国際貿易促進委員会の顧問をしている頃は、酒席で親交を深めることが常識だと思っておりました。しかし下戸な私は「我是孩子」自分は子供だとか言って乾杯の嵐を逃れておりました。
その後、青島の小さな町(郷鎮)でその町長さん達との酒席がありました。皆がその若い町長さんにはお酒を勧めないので訳を聞きましたら、自分たちの町を活性化するために北京の中央政府からスカウトしてきた町長さんで、本人はお酒を好まないから無理強いをしないとのことでした。
確かに杯を重ね、お付き合いを深めることは近道だと思います。しかし、今は趣味も多様化しお付き合いを深める方法も多くなってきております。数社会社を経営している鄭社長等はお酒を飲まず、スポーツで親交を計っているようです。
とはいうものの、今日はクリスマス。共産主義の中国でもあちらことらで乾杯が飛び交ってるでしょう。
クリスマスの上海の吉野家はほとんどがカップルでにぎわっており、席を取っていると注文の列に並べないし、並んでいると席を探すのが苦労で、そこの社員に頼みカップルの脇のスペースを空けてもらい、そそくさと夕食を摂った思い出があります。