markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

PhD. Eckart


2月以来久しぶりにエカート(Ecart)に会った。彼は以前ドイツBOSCHから日本に出向し、私たちのロータリークラブへ入会をした。今は本国の本社へ戻り、現地のルドウィッグスブルゴRCへ在籍している。
現在Gasolone Systems Development Sensors and Ignition担当の副社長で、昨年の彼の部門の売り上げは2,400億円とのこと。そして技術革新のお陰でリーマンショックの不景気のさなかでも、売り上げが落ちない。特に中国の市場へは40%増収、増益とのことである。
来日当時、彼と娘がアメリカの大学の同窓であったことなどから、親近感がありプライベートなお付き合いをさせていただいている。
約1か月前来日のメールがあり、皆との会話を楽しみたいだろうと思い、テーブルスピーチを依頼しておいた。彼のパワーポイントは自称企業内一と言っていたので、今日もパワーポイントを駆使してのスピーチであった。
内容は家族の事、会社のこと、そしてベルリンの壁に関わる歴史についてであった。特筆すべきことはアンゲラメルケル総理大臣が2009年9月アメリカのコングレスへのスピーチです。
„If we were able to tear down walls together in the 20th century, we can do so again in the 21st century.“
20世紀中に一緒に壁を壊すことができたのだから、21世紀にまたできると確信しています。
これは冷戦が終了しても各地で紛争が起きている現状を憂いての、勇気を奮い立たせるための楽観的発言です。
彼の「ベルリンの壁に関わる歴史」については、後日掲載します。