アメリカは日米安保条約を廃棄し多国間の枠組みを作り、アジア政策の中心を中国に置くと考えている。
1921年のワシントン軍縮会議の真の目的は、米中が水面下で暗躍し日英同盟をやめさせることにあった。そしてパナマ運河を開通させ、太平洋・大西洋の艦隊をいち早く集結させることであった。その後日英米中の4カ国協定に変えた。その教訓から日本に対しにこやかに明朗に接することとし、日本は忘れやすい民族と判断した。今の日米同盟関係は大事である。そして東アジア共同体を作ってはいけないのである。鳩山首相の外交政策は非常に危惧を呈する。
本土から500Km離れている与那国島近海に、日常的に中国の船が領海侵犯している。与那国島首長は国に対し与那国島へ自衛隊基地を置くことを要請している。しかし担当大臣は「周辺国家に脅威を与える」として却下した。
東シナ海のガス油田に対し、中国は試掘を始めているのに一言もクレームも付けず、国益を守ろうとしていない。更に鳩山首相は東シナ海を友愛の海にしましょうと脳天気なことを言っている。防衛・安保政策で失敗するとやり直しがきかない。
また、谷垣自民党党首では何が出来るのか？ジョークにすぎない。
日本のためにシンクタンクを2年前に作った。今、日本人は一人一人が10人分の仕事をしなければならない。今後5〜10年後は人材がいなくなる。人口、国土、軍事に大きな米中に日本はつぶされてしまう。
完
