markdadaoの日記

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戦略計画について

私達のクラブも来年度から「戦略計画委員会」が設置される。しかし、その内容や方法の情報が会員に上手く伝わっていない。そこでプログラム委員長が思案し、地区ガバナー事務所に出前卓話者を要請したところ、適任者であると本田ガバナーノミニーをご紹介いただき、1月26日の定例会で卓話をお願いすることになりました。
まず、ロータリーの「戦略計画」が推奨される背景、そしてその効果と方法を説明された。概略は以下の通り。

戦略計画が生まれた背景。1997年から2000年にかけて会員が減少したのは、ロータリーの魅力の低下、活力の衰退があって、その結果会員が減少した。その対策としてCLP(Club Leadership Plan)の実行策が提案された。その項目の初めに長期計画の立案がある。これが戦略計画である。






2010年から2013年に行われる戦略計画は、ロータリーの使命を定義し、ロータリーの本質を明確にさせ、会員に5つの価値観を求めている。(奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ)
そしてその戦略を達成させる3つの戦術を示している。それは以下の通り。
1.クラブのサポートと強化
2.人道的奉仕の重点化と増加
3.公共イメージと認知度の向上
戦略計画の実施方法は以下の通り。
現状把握とあるべき理想のクラブ・会員像のギャップの解決である。そのプロセスは、本田GNの在籍している前橋RCが行ってきた21世紀委員会の手法である、会員満足度アンケートやクラブ活力テストをツールとすることが出来る。
1.自分たちの現在の状況はどうか?
2.自分たちは何を目指しているのか?
3.どのような方法で目標を達成できるか?
4.目標へ向けての進捗はどうか?
従って、戦略計画は一部の人たちで密室で行われるのではなく、クラブ会員全員の声を反映させるアンケートであり、全員参加のクラブ協議会などを活用し、多くの意見や関心を求め、自分達のクラブと地域のニーズを把握し、そこから自分達の夢を描き、自分たちでその夢を実現するプログラムであろう。
最後に、新成人500人によるネット調査で80%の「日本の未来は暗い」に対し、77%の「日本を変えたい」の結果を受け、日本はまんざらではないと感じたとのこと。