四季の替わり毎に軽井沢を訪れている。理由は単純、スーパーマーケットつるやへ防水紙でできている水切り袋を買い求めるためである。多くまとめ買いをすると、困る人もいると思い３、４束にしているのだが３ヶ月ほどしかもたない。でもそれを口実に追分にある蕎麦屋でざるを食べるのが嬉しい。数えると50年近く通っており、打ち手の親父も世代交代しているだろうが、ツユの幾分甘く濃いのは昔のままだ。
家人の希望で旧軽の万平ホテルでお茶することになった。驚いたことに表通りから入るあの狭い道に大型のバスがすれ違いで待っている。ホテル前の駐車場ではマイクロバスと接触事故で、パトカーと運転手が右往左往している。昔は、駅からのタクシー程度だったのだが。
パラパラと冷たい雨の中を小走りで玄関へ。大きなだるまストーブが出迎える。カフェテラスの窓際を案内され、ジンジャーティーとマロンケーキを頼む。喉を突き刺す生姜にマロンケーキで中和をと思ったが、とんでもない甘さであった。
窓の外はこれから盛りとなる紅葉、来週はここも混むだろうな。
翌週、孫のいるウォーターフロントへ行く。先週の軽井沢と比べここは建造物が海と調和した都会。若い家族連れが多く、３歳になる孫娘と手を繋いで歩いていると不審者に見られそう。もし泣かれたら万事休すと緊張気味。孫も勢いで母親から離れ一緒に来たが、写真に笑顔が消える。
明日はトランプさんが訪れるので交通規制が引かれるようだ。午前中東京を発ったが連休のなか日で、下りの高速道路はまだ混んでいる。
