markdadaoの日記

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年頭に言いたいこと

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関東平野は一面真白、4年前のような異常な降雪には至らないようだが、今日は早めに仕事を切り上げ久しぶりに時間が取れた。正月からブログ更新もなく何か書いてみる。

 

 

経済について一言。

昨年来、経済アナリストや経済学者、政治家らが日本の健全経営を目的に相反する方法論を展開している。財務省らが主導しているプライマリーバランス戦略は「増税をして支出額と均衡させる」方法で、来年10月からの消費税10%実施が主な内容である。それに対し、プライマリーバランスと消費税増税を撤回し、赤字国債を発行し景気浮揚させ、自然増による税収にて日本の健全経営を考えている。

これは認識の相違で、国の借金が約1,000兆円あり年間の国家予算は3割が国債発行という借金でまかなっているのは健全ではないという考えと、もう一方では日本の金融資産は1,700兆円もあり、日本の国債はほとんどは日本人が円で保有しており、ギリシャなどのような財政破綻は無く健全であるという考え。さらに実感なき景気回復に対する認識の差異もあること。

収入に見合った生活が出来ていないことに問題視するが、投資をして国力を低下させないことも考えなければならない。財務省の任務は健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることとなっているが、日本国の未来は借金をしてでも投資をし、活力を維持すべきでは無いだろうか?

 

相撲について一言。

相撲の国際化は1960年代のハワイから高見山に始まり、現在は上位者(横綱など関取)はモンゴルなど多くの外国人力士が占めている。そして国技としての維持など相撲協会は苦心をしているのが現状であろう。

また、ネット社会では隠れた情報がおもてに出、さらに人権が市民権を得て暴力問題や八百長事件が話題になる。現代の日本人の若者が力士を目指すより、体力のある外国人は経済目的で力士を目指す方が多くなるかもしれない。これでは相撲のウインブルドン化も歴史の必然性だろう。

従って、時代の変化に対応できるルール作りや国民のコンセンサスを作りをしなければ、相撲界もジリ貧に陥るだろう。

 

健康について一言。

老人介護や医療費の支出が問題となっているのだが、予防医学に力を入れ例えばジム通いはするが、医者通いをしない老人には奨励金を出すなど、前向きな考えは行政にはないものか? コンスタントに有酸素運動をし、手洗いなどを励行していれば風邪のウイルスなど撥ね付けるだけの抵抗力がつくはずだ。

 

最後に一言。

今年の年賀状のナンバーワンは後輩のA君の一言であった。

「ハードルは高いほどくぐりやすい」

この発想が、日々楽しくできる予感がする。