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markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

3人から経済のヒントを知る。シャーリー&ヒンダ TWO RAGING GRANNIESのドキュメント映画より


Robert F. Kennedy challenges Gross Domestic Product

ロバート・ケネディ GDPを批判」

私たちは長い間、各自の資質や共同体の価値よりも、物質の蓄積を優先させてきた。国民総生産の中身は、大気汚染や泥棒を収容させる牢屋や、自然の喪失も含まれる。爆弾や警察の装甲車も含まれる。しかし子供達の健康や教育の質や、遊びの楽しさは含まれない。詩の美しさや夫婦の絆の強さや、知的な議論や役人の実直さも含まれない。価値あるものをすべて省いてしまう尺度だ。誇れるべきものは、すべて除かれている。

 

 

アルバート・バートレット名誉教授・物理学」Ph. Albert Bartlett 

人間は指数関数を理解する能力に欠ける。指数とは、数学で着実に増えるものを表す概念。一定時間で5%増えるなら、100%増えるにはもっと長い時間がかかる。それを倍加時間という。計算するには70という数字を、単位時間の成長率で割れば良い。したがって、毎年5%の成長率ならば14年で倍になる。例えば1時間で瓶に満杯になるバクテリアは、1分で倍増すると、1時間の1分前で半分になる。もしバクテリアが自分ならば、満杯になると気づくのは何分後? 逆算し、1時間で満杯だから1分前は半分、2分前は4分の1、3分前は8分の1、5分前はまだ3%しかいない。97%の空間がある。そこで気づくか? 化石燃料を急速に消費していながら「心配ない」といい、「新しい資源を発見する」という。エコノミストは毎年GDPを上げたがる。健全な成長のためには5%の成長が必要という。子供の頃は成長が必要だが、もう成長すべきではない。もし全人類が米国のように消費したら、それを支えるために地球が4、5個必要になると言われている。成長でなく支えるだけで。

 

ジョシュア・ファーレイ エコロジー経済学教授 Ph. Joshua Farley

現代の経済は自転車のようにこぎ続けなければ倒れる。したがって成長に頼らないシステムを作ることが肝心です。経済問題を再考したら、資源をどう使うかが見えて来る。エコロジー経済学では定常状態システムを考える。それには3つのルールがある。

1. 再生可能エネルギーを再生より早く使用しない。魚の獲りすぎや森林の切り過ぎはダメ。

2. 環境が吸収する前に廃棄物を捨てない。流出より流入が早いとゴミがたまる。

3. 再生可能な資源の開発より早く、再生不可能な資源を使ってはならない。

これに反対している人たちは「成長がないと停滞する」と信じている。成長が終わったら次の段階に進むべきだ。貧しい人々に公平に分ける段階です。資源から製品を作りゴミを出すという過程を、定常状態システムで行うべきです。地球が支えられるレベルでなければならない。それでも私たちは進歩できる。芸術や科学や医学において生活を改善することができる。量的成長から質的改善へとシフトすべきです。