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markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

Bridge of Spies ブリッジ オブ スパイ を観て

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内容は旧ソビエトとアメリカの捕虜交換の手引きをした、ある弁護士の物語。あらすじは下記URL参照。

ブリッジ・オブ・スパイ - Wikipedia

キーワードはアメリカの捕虜となったドイツ系ロシア人のスパイであるアベルが弁護士ドノヴァン役に扮するハンフリー・ボガードに対し、「Standing man. 不屈な男」と評する。そして、弁護士が捕虜へ死の恐怖を質問すると、必ず「Would it help? それが助けになるのか?」と応える。この言葉がそれぞれの生き方の個性を表している。

この映画は実話であり、我々が当時日本に配給されたアメリカテレビ映画「サンセット77」を、劇中でも弁護士の娘が観ていたことに懐かしさを感じる。しかし、その時、撃ち込まれた銃撃事件は現実では無かった様だが、そのぐらい米ソ間は冷戦状態でデフォルメされていた。ソ連の核攻撃に危機感を募らす国民感情は、敵国の捕虜の弁護士を疎んでいた。その原爆の恐怖を映画ではネバタの核実験場のフィルムを使っていた。

この弁護士の不屈に裏打ちされた知恵と、その交渉力は2:1の捕虜交換の実現と、その後、キューバにおける1,113人の捕虜解放と、9,703人の拘留者解放をさせた、ネゴシエーターであったようだ。

しかし、私にとって最高なのは、最後の帰宅場面である。

機密性の高い重要な仕事で出かけるため、弁護士は奥さんへ本当の行き先を伝えず出かける。そして捕虜交換に成功し自宅に帰るが、頼まれた土産のママレードは近所で買ったことにバレる。ちょうどその時、テレビのニュースで弁護士の活躍を紹介し、すぐに奥さんは2階の寝室へ上がると、疲れ果てた彼がそのままベッドへ倒れこんでいる姿を見た。

映画とはいえ、なんてカッコイイんだろう。