友人のA君はBeatlesのコピーバンドのベース(ポールマッカートニー)が担当だ。その彼から誘いがあり、先週、久しぶりのライブを観に行った。Beatlesを楽しむためでもあったが、うちのトランスが入っている、彼自作のVOXのAC100の音を聞きたかった。
外観はデッドコピーで、個人で楽しむ分には問題がないと思うが、VOXでこのタイプの再販はしていない。音質も申し分なく当時の音が出ていると感じた。うちも、これでVOXのAC30,AC50,AC100専用のトランスが揃った。
コピーバンドはオリジナル音源と比較をしてしまうので、最初のステージはギャップを感じるが、そのうち耳が慣れてきて、次のステージではライブの醍醐味を楽しんでいる。彼らのバンド名はSTAG BEATLE(クワガタ)、それぞれが本人の雰囲気まで似せており楽しそうだ。何十年も同じメンバーでバンドを組んでおり、今日のライブはリハーサル無しで音出しをしていた。当時のPOPSは1曲あたりの時間が3分弱のため、ライブでは曲数が多くなる。それでも彼らは発表されているBeatlesの曲をまだ全て持ち曲にしていないので、解散するまでには達成したいとのこと。当日の曲目は以下のとおり。
A Hard Days Night, Tell Me Why, Long Tall Sally, Slow Down, Honey Pie, You Like Me Too Much , This Boy, Paperback Writer, Lovely Rita, Taxman, Savoy Truffle, Maggie Mae, Come Together, Here Come The Sun, You Never Give Me Your Money , Oh! Darlin, Octpus garden, I want You.
対バンドに女性グループのRICE FREE(ご飯おかわり自由)というバンドが出ていた。BeatlesのボーカルはKeyが高いが、女性にとっては簡単に出てしまう。しかし、高い音程が出ても男性とは雰囲気が違う。そこが難しいんだな。