markdadaoの日記

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熊本地震の被災者へお見舞い申し上げます。

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14日の熊本での地震が当初本震と言われ、その後より大きなエネルギーのマグニチュード地震が発生し前震(M6.5、地震の深さ11Km、最大震度7)となり、昨日未明、本震(M7.3、地震の深さ10Km、最大震度6強)が発生。14日の時点で地震予知会では「比較的浅い地震は余震が多くなる傾向があり、中央M7.6と南西部M7.2の断層帯が連動して動く可能性を示唆していた。それが本震となったのだろう。

活断層に沿って被害が拡大している。心配で、福岡にある客先へ安否確認の電話をした。すでに交通インフラのトラブルが始っていた。今回は学習効果からか、取引先数社から部品調達等の問題確認メールも来ていた。

余震が続く中、救援ボランティアの二次災害を避けるため、現地へ入れないが、各企業の支援は始まっているようだ。取引先の発電機メーカーも支援されていれば良いのだが。自販機は緊急時の飲料として無償開放すると以前聞いていたのだが、実際にはどうなのだろう。個人によるボランティアは無私の心が背中を押すのだろうが、企業は利益とか宣伝効果などを社内稟議制で実施するので難しいな。組織のリーダーシップは平常時から鍛えていないと、緊急時に生きない。

3.11の際は社員一同で炊き出しや、被災された得意先へはお見舞いの寄せ書きを届けたのだが。今回は異例なほど多発余震が発生する中、我々素人は状況が落ち着くまでは動くことができない。72時間の壁に対し、一個師団を超える自衛隊派遣を政府は決定した。一人でも多くの生存者を確保してほしい。

多くの市町村にある青年会議所の支援スタートは早かった。自然災害に対し人間はあまりにも非力であり、その影響を甘んじて享受しなければならないが、人間社会の連携は知恵であり生存力である。