読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

一致団結しては、バラバラになる

歴史的にも珍しいOPECの枠を超えた、サウジがロシアと増産凍結の合意で、原油安に歯止めをかけようとしている。しかし、イランはようやく経済制裁が解かれ、国益の為これから石油を増産しようとしている。逆にサウジは、シェールオイルと低価格競争でアメリカを抑え込んだのだが、値が上がることで再びシェールオイルが台頭する懸念あり。
20年ほど前は、世界の石油が十数年で枯渇するとして、石油価格が高騰した。そして中東の王様達は世界的規模の成金となり、またソ連解体による疲弊したロシアも息を吹き返した経緯がある。そして我が国では、石油エネルギーからの脱却として、太陽光に代表される自然エネルギーを庶民の費用負担で拡大した。
ギリシャの信用不安からヨーロッパの経済がもたつき、世界の工場であった中国が販売低迷を理由に減産を余儀なく、石油や資源の購買力に急ブレーキがかかり、石油価格が低迷している。
人類の歴史を学び、知恵をもって、程よいバランスを維持することは、なぜ出来ないのだろう。現在も学習効果なく、国家や自分が良ければいいと、歩み寄ることなど人間社会では難しいのだろうな。
個人間でも、「自分はこんなに譲歩しているのに」と思っていても、相手は「もう少し遠慮してくれると良いのに」と思うんだよね。誰かが言ってたな、社長は社員へ「こんなに給与を出してやっているに」と思い、社員は「ケチ社長はこれぽっちしか給与をよこさない」と。これは永遠のギャップなのかな?
両者とも「運命共同体として、この難関を乗り切らなければならない」ような状況に陥らなければギャップは埋まらない。例えば、「火星人が攻めてきて地球人を残らず殺すぞ」とか。それでも火星人に寝返りを打つ人間も中にはいるだろうしな。戦後ロシア抑留の際、寝返りを打った兵隊もいたと歴史が証明している。
化石燃料による環境負荷が叫ばれて久しいが、夜遅くまで石油ストーブで暖を取り、電気照明を点け、ブログを書いている自分もいるのだから。