markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

楽しみにしている技術革新の商品

最近の人は固定電話を持たず、新聞も取らず、スマホやPCでコミュニケーションを取り情報を手に入れている。しかしうちは昔のままだが、固定電話は留守録専用、新聞は拾い記事を楽しんでいる。

今日の拾い記事の一つ目は、パイオニア製の「透ける有機EL照明開発」である。記事によると自動車のリアウインドウにブレーキランプを仕込んだ有機ELを貼ることで、追突事故が軽減でき、かつ運転手はELが点灯しても透明のため視界が確保できるという代物。

約30年前、中国の蘇州へ行き、両面が違う模様の一枚の刺繍を見せられ驚いたことを思い出す。2019年には、片面透明、もう片面はEL照明の商品が実用化される。これはリアーウインドウ以外にも用途があると思われる未来の商品であろう。

このELの生産拠点である東北パイオニアのお膝元に、山形大学の有機エレクトロニクスイノベーションセンターがあり、ここの城戸教授などがELの開発を行っている。拾い記事の二つ目は、その山形大学の硯里教授らが、今度は透明で曲げられる有機ELパネルを開発したことが記事となっている。日本のELは山形が見逃せない。

最後に「拡張現実AR」の記事である。これはアクティブ・マトリックスの延長のようであるが、徐々に生活の中に浸透してきた。

 

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 記事の中に「ARは、そこにあるはずのない情報を示し、人間の能力を高める」と記載されている。基礎技術は着々と進んで行くだろうが、この製品を何に使うかが、人間の知恵である。

今日の足を取られた雪には参った。明日は雪解けの泥水にうんざりするだろう。しかし、遠目で見る雪景色は綺麗なもんだ。科学も遠目で見ているとわくわくする。