台風による鬼怒川の堤防決壊で、住民の救出活動をテレビのニュースで観る。フィリピンでも台風被害で洪水に身を守るため屋根に登る人たちを見たが、日本はヘリコプターで救出し、彼らはゴムボートで救出されていた。
そして今日Appleの恒例行事となった、新型iPhoneなどの発表がネットでニュースとなっていた。iPhone6sは旧タイプのiPhone6とサイズはほぼ一緒のようだ。Buffの開発者に聞いたところ、iPhone6用のフルカバーする保護フィルムカバー(FaceCover)はiPhone6sにも兼用できそうだ。
東大の平川名誉教授が戦後70年の特別寄稿している。気になるところを記載する。
イギリスでは昭和天皇の崩御のニュースが流れるや、イギリスの大衆新聞「サン」とか「デイリー・スター」がまことに不敬でありますが、「地獄がこの真に悪逆なる天皇を待っている」という大見出しを第一面につけました。
「日本の駐英大使がこれらの記事に抗議した」とのことですが、私はこれらの経緯を知り得ませんでした。
もし仮に英国のヴィクトリア女王が重態に陥った時、清国シナの新聞が"Hell's Waiting for this Truly Evil Queen"と言う見出しの記事を出したとしたら、1901年のイギリス政府や国民がどのように反応したかを想像してみて下さい。
「必ずや国際問題に転嫁していたでしょう」とのこと。そして「サン」紙が昭和天皇に対する悪意に満ちた記事を載せた日、サッチャー英国首相が前日ベルギーで行った演説を記載している。
たとえば、ヨーロッパ人がいかにこの世界の多くの土地を探検し、植民地化しーーーそして私はなんら釈明することなく申し上げますーーーー文明開化したかはまことに素晴らしい勇気と才覚の物語でありました
これは白人種は「白人の重荷」を背負って野蛮な民の世話を焼くために植民地化という文明開化の事業をやったのだ、という主張。
サッチャーは「私たちヨーロッパ人は植民地化の事業について何も謝る必要はない」と言っているのに対し、日本の村山元首相は「私たち日本人は植民地化の事業について謝る必要がある」という趣旨を述べたが、どこかバランスを失ってないか。
台湾では日本の植民地に代わって国民党の支配について「犬去って豚来たる」と言った。