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markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

Being inc. FAT div.

B'z を擁するBeing グループのFAT事業部は、ライブやスタジオのテクニカルエンジニアリングや、エフェクターやアンプの制作を行っているようだ。京浜島のFAT本社へ何回も行っているのだが、本業のトランスの打ち合わせで詳細を聞く機会を逃し、私自身良くわかっていない。

数年前トランスの事でお電話をいただき、主に真空管ギターアンプに使用される電源トランス、出力トランス、チョークコイルを供給させていただいている。

http://www.fat-tokyo.com/fat-tokyo.com/amp.html

多分、B'zやその関係者向けのアンプにこれらのトランスは内蔵されているのだろうが、プロ中のプロの要求は厳しいと感じる。ステージでは絶対音を止めてはならない。トランスの損失(ロス)は熱として出る。それがステージのライト熱やライブの終盤になると音も大きくなり負荷がかかってくる。最悪の場合、想定外の負荷と環境温度により、絶縁不良や断線を起こし、音を止める事になる。

だからトランス制作には発熱に十分注意を払わなければならない。が、キャビネットボックスのサイズに限りがあり、過剰品質の大きなトランスを入れるわけにもいかない。そこで、どこの回路を犠牲にして、どこの回路に余裕を持たせなければならないとか、どの回路の発熱効率を高めるためにコイルの外側へ巻かなければならない、などのノウハウが必要になってくる。

また、ギタープレーヤーがどのようなジャンルの音を弾いているかは、出力トランスを制作する上で必要な情報である。たとえば、アコースティック風の演奏とロックでは出力トランスの設計思想が違う。前者は低域から高域までフラットに出せるかが大事。後者は中域を強調するように制作をする。カラオケでいえば、エコーを使わないで楽器のナマ音を忠実に出すのが前者。後者はノイズも音圧の一部としてドライブさせる。

今まではクレームも無いので、満足してうちのトランスを使っていただいていると思うが。プレーヤーの本当の要求を更に理解し、それに対応できるトランスを作りたいな。

トランス事業 - 変圧器・トランス・フィルムのアテネ電機