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markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

湿気

日記 アンプ用トランス

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九州に続き、四国、中国、近畿地方は梅雨入りとのこと。しかし、今日は沖縄を除き全国的に晴天に恵まれた。そこで一句。「六月を ツユとも知らず 青い空」(だじゃれ少々)

本業のトランスのことだが、トランスは「絶縁」が命と思っている。だから、濡れたり湿気を含む事は避けたいところ。湿度の高い環境で製造していると、トランスの絶縁材が水分を含み、ワニス含浸をして乾燥をすると、表面だけがワニスで覆われ、内部が湿気ており絶縁不良を起こす。従って含浸・乾燥前にはしっかり予備乾燥をして、湿気を飛ばしておく必要がある。特にA種絶縁(105℃)仕様の物は、絶縁材が紙のため湿気を含む可能性が高いので注意する。

私の経験では、予備乾燥で湿気を抜く努力よりも、材料保管倉庫と製造環境の湿度を低下させる方が安心である。べとべと、じめじめした環境より、さらさらで涼しい環境で物を作った方が、作業者も気分が良いし、材料にとっても絶縁性が高くて良い。昔から精密機械の工場は、乾燥地が多い。だから、梅雨から夏、そして秋の長雨シーズンまでは、測定器等には除湿器を傍に寄せて使用することもある。

また、寒暖の差が大きいところでの絶縁も注意が必要。トランスは通電すると、多少暖かくなるが、急冷するとトランスが汗をかき絶縁不良を起こす可能性がある。従って赤道直下で使うトランス等は、導通部は錆防止も考慮し、銀メッキしたものを使い、ワニスも特殊なものを用意した事がある。