markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

真空管ギターアンプ用トランスがとりもつ縁

真空管ギターアンプのトランス(電源トランスや出力トランス)を主にネット上で販売していると、多くはB to C(企業と個人の取引)が主体となる。本業のトランス業は殆どがB to B(企業対企業の取引)であったので、戸惑うこともよくある。

B to Bのビジネスは量産が主なため、売上は大きいが価格競争のため収益率は厳しい。逆にB to Cではその殆どが個別受注のため、売上は少ないが収益率は高い。しかし収益率が高いと言っても、B to Bの収益総額に比べれば微々たるものだ。

しかし、トランスを通じて初めてのお客様と電話で小1時間も話をしたりすることもある。こうなるとビジネスではなく、ボランティアか趣味の世界となる。商売が下手な私の原因がここにもある。ひけらかすつもりではないが、トランスと音の関係やそれらの質問に対し、一生懸命話をしていると時間が経ってしまう。

今日も、埼玉から修理目的のためにギターアンプのヘッドを持ってこられたお客様と長らく話をした。偶然お互いが共通の知人がおり、また私など経験できないような体験話に話題が尽きなかったからだ。一人一人にドラマがあるとよく言われるが、まさにその通りだと関心をする。

最近は同様にB to Cで知り得た、あるお客様がFacebookで「アンプの大学」というグループを作られており、誘われ加盟しました。そこには何名かのうちのお客様がおり、早速「友達」になりましたが、これは真空管ギターアンプのトランスのお陰であります。