通常歌が終わり、その曲が閉じて行く。しかし、歌が終わっても長くメロディーが残る曲もある。その歌の余韻が心地よく残り、曲全体のイメージが磨かれてゆく。
Michael Jacksonのsmile はややゆっくり目なテンポで歌い終わった後、ピアノのシンプルな音が奏でる刹那さは、なんとも言えないチャップリンの世界を感じる。
SMILE- Michael Jackson - YouTube
Stevie Wonder のStay Gold のハーモニカも、ピアノ同様哀愁を帯び心に残る。
Stay Gold - Stevie Wonder - YouTube
Michael Franks のAntonio 's songはピアノをバックにサックスが歌うボサノバ独特の余韻である。
サックスと言えば、Rod Stewart のI don't want to talk about it の力強いサックスの余韻に引きずられて観客も歌いだす。
会話で多くを語らず、その謙虚さや物腰で相手に深い余韻を残せる人物ってそうはいないね。