markdadaoの日記

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富岡市議会議員選挙前夜

前回の富岡議会議員選挙は有権者数42,318人で投票率66.49%(28,139人)。21議席を23人が立候補した。トップ当選が1,587票を獲得し、881票が当落ラインであった。そして、今回の選挙は18議席を21人が立候補し、そのうち新人が8名(約4割)、有権者数は41,709人。

不出馬の前回の選挙での総得票数が10,217票あり、今回も同じ投票率ならば36.8%を占める。もし新人8名が平等に獲得すれば、当落ラインは上がり、前回と同じ票しか獲得できなかった現職ならば悲哀を被る訳だから、現職もこれらの票に関心を深めている筈だ。

数人の新人候補者は後継者として立候補され票の目処もあろうが、殆どは未知数である。普段の活動や人柄が評価され、一部の候補者に票が集まれば、下位の混戦もありえる。

前回の市議選の上位当選者の特徴の一つに、彼らはブログなどネットを活用し情報を有権者へ発信するなど、若年層の票の掘り起こしに努力してきた。議会での働きなど、噛み砕いて説明しなければ有権者には伝わらない。

4割の新人候補者という新風は、極論だが昔のようにお大尽でなければならないという風潮が、誰でもなれるという時代を意味する。あと20年もすると私たちじいさんが急減し、ITが生活の中で空気のように当たり前の時代となれば、成年全員がネットで参加する直接民主主義になることも考えられる。

議会制民主主義の国家であり地方自治体も同様、代議士である議員の信託をする明日は大事な投票日である。未来の直接民主主義を想定するならば、選挙に参加し投票し議会や地方自治体の運営に多いに関心を持つべきだろう。なぜならば衆愚政治は国を滅ぼす。