markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

選挙運動について

公職選挙法を読んでみると、戸別訪問は違法で電話による選挙運動はOK。そして2年前よりインターネットを活用した選挙運動も解禁となった。

選挙期間中は立候補者の考え方を聞き、投票のための意思決定をする場が欲しいと思うのだが、顔を突き合わせての戸別訪問は違反であり、顔の見えない電話は良い。ビラの配布は違反だが、インターネットを活用した候補者の公式サイトやブログを活用するのもOK。更に有権者の同意があればメールまで許可された。

出来るならば本人と会って話を聞きたいのだが、街頭演説や政談演説会は禁止されている(たまたま集まっているならばOK)ので知る機会が減少している。まして仕事から帰ってきて静かな団欒時や、休日に選挙運動の電話はちょっと辛い。ましてや選挙カーによる名前の連呼はヘキヘキとしている。(演説会場または選挙カーだけは候補者の名前の連呼が許可されている)

世の中は、デジタル時代に乗り切れないアナログじいさんが取り残されそうだ。ましてや、富岡市の市議立候補者で公式サイトやブログを更新しているのは2名しかない。18名の定員で21名が立候補しているというのに。現に私は数名しか立候補者の政治理念を知り得ていない。

21名が集まってディベートでもやってもらえれば、そこで解決できるのだが実現性は皆無だろう。結局我々有権者は内容はともかく、「知っている人」に投票してしまうのだろうな。

事前の「人気投票」は禁止されているのだが、どこかの国でやっていたように「不人気投票(落選させたい人)」はどうなのかな?

私個人の意見だが相手の許可を条件に「戸別訪問」により政策を知り、電話と選挙カーによる名前の連呼だけは制限してもらいたい。違法行為とされている、負けたら「迷惑かけてごめんなさい。次はもっと頑張ります」という戸別訪問は人情じゃないかな? そして立候補者全員は公式サイトを義務づけ、選挙公報したりメールによる問答できるようにして欲しいな。

投票率の低下を気にしていたのは、「政治不信」が原因と思っていたからだ。しかし、今の政治に満足し、世の中が上手くいっているならば、「先生方どうぞそのまま続けてください」という意思表示かもしれない(?)と思う事もある。