markdadaoの日記

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統一地方選挙

私たちの町では来月12日に県議会議員選挙、26日に市議会議員選挙が行われる。県議選では1名、市議選では18名の議席に、約41,700名の有権者が投票をすることになる。

前回の県議選では4名が立候補し投票率58.66%。震災選挙と言われた前回の選挙は静かな戦いではあったが、投票率は6割近かったが今回は選挙への関心が薄く5割を切ると言われている。そして群馬の殆どが午後8時の終了を繰り上げる。

現政権は地方創生として地方に活力を求め、地方自治へ税収をシフトし自立型地方自治体制を試みようとしている。かたや地方自治の首長や行政は、その責任を回避する動きが表面化するだろう。日本にとっては東京や大阪への都心集中の反面、地方が国際力を高め、活躍出来る機会を得ることも想定できる。

このような大事な時期を迎える地方選挙に、有権者は強く関心を持つべきだ。しかし、人間の欲望や価値基準は自分の損得、自分たちが住む地域や町のためにあるのが一般的。町の代表者として県行政で県全体の発展に頑張って欲しい、というのは偽善的と言われる。この矛盾に立候補者も「県の発展のために頑張る」と言わないで「皆さんの為に、この町のために県から予算を取ってくる」と言ってしまう。

何故なら選挙選は勝たなければ、美辞麗句を並べても意味が無い。従って選挙戦でのリップサービスにとらわれず、議員になってから本来の目的に向かって実行できる人を私は選びたい。