今日もあるお客様からの感想をメールでいただきました。まだまだ改良をしなければなりませんが、お客様が満足していただくことを目的に制作・工夫をします。
真空管アンプ用の出力トランスは、そのジャンルによりクラッシック、ジャズ、ロック等と音の好みも違い、それに合わせたトランスの音作りをしなければなりません。もちろん回路設計・スピーカー・真空管などの要因も影響があります。特にギター用の歪みに関しては奥が深いと思います。
お世話になります。
以前出力トランスを購入した◎◎です。
アンプが出来上がりまして、一度スタジオにて音だしした感想を述べさせて頂きます。
今回はなにかの交換ではなく、いちから製作したので比較対象がないのですが、印象はレンジが広く、全般に素直な特性なのかなと思いました。
いままで製作した物とほぼ同じ回路、定数で組んでみたのですが上下のレンジが広く感じるせいか、今までの物よりドンシャリ傾向の音になりました。
当方が作るアンプは、エフェクト(リバーブ、トレモロ等)やマスターボリュームは付けません。
なるべく原音をそのまま増幅し、ボリュームを上げると共にオーバードライブするように作ります。
そのため各パーツの変更が、音に反映するかどうか如実に解ります。
今回は12インチ×1のコンボキャビネットで、スピーカーはセレッションのものを使用しましたが、今度は中域特性に優れたスピーカーで試してみたいと思います。
問題点やご希望点の意見も受けており、これらを改善することでお客様のニーズに近づけることができると、前向きに取り組んでおります。