インターネットに様々なモノが接続される技術を「モノのインターネット」Internet of Thingsと言われている。
インターフェイスを活用したアイデア - markdadaoの日記 に記載した家電製品だけでなく、様々なモノとインターネットを繋ぐ商品が生まれてくる。日本だけでも4年後の2019年には1.6倍の売上規模となると予想されている。具体的な例としてマイクロソフト社は船舶から車等のトランスポーテーションシステム、医療現場や製造工場での活用を紹介している。
モノのインターネット: ビジネス テクノロジーの未来 | マイクロソフト
日経新聞でも使用例を以下のように紹介している。
- コマツの建設機械の位置や稼働状況を遠隔でリアルタイムで管理する
- GEは航空機のエンジンや風力発電の稼働状況や故障の兆候を遠隔で管理する
- スターバックスは離れた位置から高級コーヒー抽出機を最適な条件で設定する
- NECはセンサーを活用し、ビニールハウス内の温度やCO2濃度を遠隔制御する
- 米ベンチャー企業はバスケットボールにセンサーを埋め込み、ボールの回転や速度をスマホで計測し練習に役立てる
- サンフランシスコでは駐車場の空車状況を把握し、自動的に空いた時の料金の低減を実験している
例えば私たちの製造するギターアンプ用のトランスの温度上昇を遠隔で管理できれば、そのデーターを元に使用効率に基づいてダウンサイズまたは絶縁不良の兆候をチェックする事が出来る。
それぞれが携わる事業の中で" IoT "の活躍の場が広がる。もしかするとセンサーの小型化が更に進み、売上規模は倍々と増えるかもしれない。