富岡製糸場に向かい左側に和食屋さん「定食・いそがい」があります。
地元では懐石料理が有名で、本店は富岡市白石という辺鄙な場所で営業をされています。私も特別なことがあるとここへ訪れますが、一度も期待は裏切られたことがありません。
そこで、最近富岡製糸場正門近くに店を出されたとのことで、昼食を摂りに行ってきました。冬季のみ限定10食という「鍋焼きうどん」を注文。うどんの太さと硬さは私にとってちょうど良かった。基本的には蕎麦はより細く、うどんはより太くと思っている。鍋焼きうどんなどは豚肉等を出汁として兼用するらしいので、有名ブランド肉を使っても口の中に入れると旨くないのが多いが、ここのは良い。関東の出汁はしょっぱいのが定評だが、出汁の味がわかる程度でこれも良い。実はオーナーで包丁を握っている磯貝さんは、大阪吉兆で修行をされたそうで。
ランチにしてはちょっと割高だが、旨いものが好きな人はここをお薦め。おそらく団体ではなく、自家用車などで来た観光客を相手に店を出したのだろう。隣に有名な焼売の信州屋さんがあり、そこで焼売を買って信州屋さんの駐車場に入れれば1時間500円の代金がタダになる。ここの駐車場が富岡製糸場で一番近い距離にある。また、この駐車場の塀越しから見る富岡製糸場の東側建物は、当時の趣きが感じられ、私にとっては穴場と思っている。
メニューはA定食が料理(副菜4品)、ドリンク、アイスクリーム付きで1570円、B定食はお料理にごはん味噌汁付きで1360円。どちらも肉と魚を選べる。鍋焼きうどんは980円。その他にソフトドリンク、ビール、アイス、デザートがあり、デザートとドリンクのセットも用意されている。お持ち帰り用として、けんちん汁とホットコーヒーがある。
営業時間は毎週月曜日が休みで11:00~15:00がラストオーダー。因みにお代は前払いでテーブルで済ませる。
電話は0274-62-0088、富岡市富岡51番地。和の食磯貝/定食いそがい