markdadaoの日記

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ラオスとパキスタン情報

久しぶりにパキスタンの友人と昼食を摂る。約1年ぶりのため話題が尽きない。

彼は年末にタイから帰国したとのこと。何しに行ったのか聞いてみると、タイの要人に連れられてラオスを訪れたそうだ。ラオスは中国と同じ社会主義国家だから、国のトップに主席がいて、行政のトップを司るのが首相である。その首相と何人かの大臣に会ってきたという。

目的はラオスへの支援要請にタイの閣僚が呼ばれ、彼はタイの要人と家族付合いをしているため同席したそうだ。本人も、「その席が場違いで居心地が悪かった」と言う。しかしラオスのDonation 要請の内容を聞くに、本当に困っている様子である。政府の要人ですら、重い病気はタイで入院するようだ。全てが不足しているらしい。

その反面、市内中心地では日本のレクサスのディーラーショップがあり、200台ほどがヤードに駐車している。価格は日本で500万円ほどの車が800〜900万円で売られている。中国と同じ所得格差が異常であると思われる。公平を旨とする社会主義の格差と、日本のような自由主義経済国家の所得格差は逆ではないのかと思う。

気にしていた、ポリオワクチン予防接種のパキスタンチームを狙った殺害の件を確認したら、現地の報道内容を紹介。カラチなどでは、手を下したのはアフガニスタン人で、国境を越えアフガニスタンへ逃げ込んだと言われている。アフガニスタンもポリオ常在国なのに目的は何かと尋ねた。実は殺害実行犯はインドからビジネスとして、お金のためにやったという。インドのパキスタンへの国家騒乱が意図されているとのこと。パキスタン人は全員指紋が国に届け出されており、今回の事件で残された指紋には記録がない。そして、パキスタン北部とアフガニスタン北部の地帯は同じ民族で、一般のパキスタン人と言語が違うとのこと。

もしこの話が本当ならば、4人の被害者とワクチンを待つ子供達が、国家間の争いの犠牲となった事に言葉を失う。

 

ポリオ予防接種チームが襲撃される - markdadaoの日記

写真はレストランから見た平和な窓外。

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