markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

青天白日

天気予報では関東甲信地方も冬型の気圧配置となり、寒気の伴う気圧の谷が通過するとのこと。しかし正月2日目も晴天に恵まれ、初参りや初売りに人々が集まるのだが。

アベノミックスのおかげで、主に輸出に関する大手企業の業績回復と株高に好景気とマスコミは書き立てている。しかし政策の浸透が遅れている中小零細企業には逆に不景気と収益の悪化が予想され、一般は円安の影響で今年は更に値上げの影響で可処分所得が圧迫されると推察する。

幕末から明治にかけてはたらきがあった後藤象二郎の「青天白日」論を記載する。(出典:無冠の男 小島直記著)

世には運命という事がある。不思議に成功し、不思議に失敗する。それ故。成功しても誇るに足らず、失敗もまた必ずしも恥ずるに足らぬ。「青天白日」これが人間としての心境でなければならぬ。

「人間は自分一代のものではない」とも言った。いやしくも立派な目的でさえあれば、必ず自分の事業を継続してくれる者があるに違いない。そういう確信をもって事に当たるならば、たとえ事業半ばで倒れても決して残り惜しいことはない。笑って死につく事が出来る。これがすなわち青天白日の精神なのである。

今日の天気と自分の老いを感じてこの「青天白日」の言葉を思い出す。もっともこの「老い」は友人のDr.Ishiのブログ(以下)を読み意識した。


コーヒーを飲みながら,白衣を着る前に…。