markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

元旦に憶う

恒例の元旦の年始の挨拶先が2カ所ある。今日もその両家を訪問したのだが、年の始めにゆっくり話す相手はすでにいない。

お二人は立派な経営者で、私を暖かく見守ってくれ、時には助言や金言をいただいた。しかし私も年を重ね、話す相手が少ない元旦である。それは私の周辺にいる人たちは、「商売や人生」を語る事よりも「健康と家族」に関心があるようだ。

商売(仕事)はこの世の自分の存在理由と、社会のためであると考えている。従って採算割れを承知で価格競争したり、政治や人のコネを利用し無理矢理手に入れるのではなく、世の人に望まれた仕事を提供する事と思う。別な角度から言えば「戦略性のある商品」を提供すること。それは力ずくで売るのではなく、その商品が勝手に売れて行くモノでなければ駄目だ。

その商品が本当に世の人が待ち望んでいたモノか?、販売するタイミングはいつなのか? その時期を逃さない為に、開発を間に合わせる信念と実行力が問われる。

このような考えを確認したかったのだが、残念ながらお二人は鬼籍に入られた。

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