markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

教育現場でのIT活用

先週のニュースで以下の内容が掲載された。

政府は平成32(2020)年までに、学校に1人1台の情報端末整備を目指しており、教科書会社などでもさまざまデジタル教材の開発を推進中だ。

 しかし新しい事が始まるときは、問題が発生する。

当事者の子供達がゲームやネットにはまるという懸念があるが、テレビが大衆化する前夜「一億総白痴化」と言われたが、生活パターンは変化したがそのような状況に至っていない。また4割の教師の指導スキルに問題があり、普及に支障をきたすと懸念されているが、当初は教師や授業をサポートするコンサルティング会社等が発生し、それらの問題をカバーするのではないか?

 日本は江戸時代の教育レベルが世界のトップクラスだと言われている。寺子屋や手習いの普及により識字率が8割程度あった事が理由とされている。そして教育方法として素読は頭ではなく身体で覚えさせる有効な手段であったと思う。習字もそれを表現する手段であり、漢字に対する抵抗感が無く、子供が成長し漢字による知識の吸収や情報収集及び伝達が簡単に出来るようになる。

現在はまだデジタルディバイドがあるが、あと10年もすると解消される。そしてITを楽しみながら江戸時代の子供のように身体で覚え、タブレットを片手に情報交換や知識の吸収を加速度的に行うようになるだろう。

未来のITを活用した教育は単なる知識の集積ではなく、学び方を学びそれぞれが得意分野で文明の発展に寄与する事になる。エネルギー問題や地球温暖化を解決し、より細分化されるニーズへの対処(仕事の創出)に所得のボトムアップがなされると思う。イスラム国のテロ等は所得格差が生んだ悲劇とも考えられる。人類が生活に困らないようになれば戦争も少なくなるだろう。

話が飛躍して来たが、教育現場でITを活用して行く事で、悲観的な地球上の未来が上記のストーリーが現実化する事で、解決してゆくのではないかと期待がもてる。