markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

上海の交通にまつわるお話

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最近はガソリン付きバイクが減り、電動バイクが増えている。しかし、音もなく近づくので危なくてしょうがない。公安委員会(おまわりさん)は全てではないだろうが、公のものは自分の物と思って、自分の電動バイクの充電を公共の電源を利用して充電をしている。

上海駐在の友人は、3回の試験後に普通免許書を入手した。次はバイクの試験を取ろうとしたが、年齢制限で50ccしか取れない。しかも落ちれば普通免許書をも剥奪されると言うので、諦めたそうだ。

自転車と無音バイクに車が行き交う道路を渡るのが心配で、横断歩道の信号待ちをしていた。友人曰く、横断歩道は信号無視車が多く危ないからJ walkを勧める。走らず戻らず同じリズムでセンターラインまでたどり着き、反対車線の流れの切れ目を狙って向こう側へ渡る。事故に会わない為に、自己責任で身を守る。

車で走行中は絶対に徐行して、車を入れてはならない。徐行や停止をすると後ろの車が追い越し、入ってくる車と事故を起こすから。

隙間があればすぐ入ってくる車道の混雑ぶりだが、その割には事故が少ない。友人に尋ねると、「譲る事」がルールで、無理して入って来た車は譲る。無理をして邪魔をして事故を起こせばそれも違反となるようだ。

都合良く右左折が出来ない場合、Uターンをするが、そのUターン車線は中央レーンではなく(日本は中央レーン側)歩道側にある。Uターンのシグナルが青くなると、進行方向に向いている車の鼻先を通り抜け、反対車線に出る。

上海でもすでにタクシー配車アプリが使われている。待っている場所を指定してスマホでタクシー予約をする。空車タクシーは緑のランプを赤色に変え、名前を確認して予約客を拾う。夜になると流しのタクシーを拾うのは至難の技である。地下鉄の駅周辺の交差点では、タクシーを拾う客が多い。進行方向に逆らうように路肩で待っていると、他のお客が更にその先へ移動する。そうすると抜かれたものが更に先に移動して遂に次の交差点まで来てしまう。そこの交差点でも多くのタクシー待ちの客が待ち構えている。

公共バスや地下鉄は夜の11時頃には終電となってしまう。だからタクシーの独壇場になるのかな。(2枚目の写真は終電車の地下鉄の車内)

上海市街と浦東を結ぶ「除浦大橋」は日本企業に橋の見積もりを出させ、その設計図を元に自分たちで作ったそうだ。道理で鶴見のつばさ橋等と似ている。

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