markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

東京出張時の町並み


業務打ち合わせのため、神谷町にあるオランダヒルズ森タワーへ出向く、俯瞰すると弓なりのオランダ王国大使館と森の中に昭和3年に建造された公邸が見える。正面のビルの先にはオランダ医学書を和訳し「解体新書」を刊行した杉田玄白の墓がある。江戸時代から蘭学を通じ縁が深かったオランダである。うちも一時期オランダの会社とつきあう機会があったのだが、残念ながら成約できなかった。印象として金銭には厳しく、何よりもみな背が高く見上げなければならなかった。
次の打ち合わせ先は上野不忍池近辺である。往きは不忍池の周囲を歩いていったので遠く感じた。帰りは相手先のアドバイスもあり不忍池の橋を渡りまっすぐ上野駅へ向かう。途中蓮の花を咲かせる蓮池とボート池を見る。エサやり禁止の立て札があるのだが、数人の人たちが鳩や小鳥にエサを与えている。鳥達はエサにひかれて周囲に集まるのだが、エサやりの人たちはそれがかわいいと思っているようだ。途中の弁天堂の脇に上州利根郡月夜野町出身の「幕末の剣豪櫛淵虚冲軒之碑」がある。今度月夜野在住の友人に聞いてみよう。
以前はホームレスのメッカと言われ行政が対策をして減少したとのことだが、現在でもホームレスの人たちを良く見かける。その寝ている間を通り抜け、ある駐車場に降りるエレベーターの1階を出ると目の前に上野の駅があった。
ほぼ満席の信越新幹線で高崎駅を降車すると、多くの人たちがロープに張られた中でカメラや携帯のカメラ、そして報道陣も誰かを待っているようだった。駅員に聞いてみると夏の甲子園で優勝した育英高校のナインの帰りを待っているとのこと。息子もこの高校の卒業生なので優勝決定戦では興奮していたな。何はともあれ日本一はすごいな。