markdadaoの日記

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マニラ首都圏の洪水

フィリピンではここしばらく雨が降り止まず、幹線道路が浸水し、各所の業務が停滞しているようです。フィリピン首都周辺で豪雨、洪水で7人死亡 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News
心配で現地にいる友人へメールをしましたところ、「今日は仕事をキャセルした、明日はNInoy Aquino Dayの国民休日のため、思わぬ連休となったが暇を持て余している」とのこと。
海抜が低い地域や、排水が悪いところでは腰まで浸水しているとのこと。ここ一両日で雨も治まるだろうが、動物の死骸や汚物による2次感染が心配である。ましてや水溜りで蚊の発生によるデング熱も増えるであろう。都心から離れたところでは、食料や飲料水の確保でデパートに品物が無くなっているとの情報もある。
姉妹クラブのロータリアンから先ほど連絡が入り、彼らは皆被害を受けていないので、今は様々な避難センターへの支援として救援物資を集めているところだそうです。マニラ首都圏の多くは大雨と洪水の被害を受けており、逐次状況のアップデートを連絡するとのことです。
私も3年前のマニラ首都圏直撃の台風の1週間後人道支援に訪比したが、毎年それに近い被害をフィリピンでは受けている。インフラの整った日本ですら、ゲリラ豪雨には手こずっています。ましてや発展途上国東南アジアでの洪水被害は日常的に発生し、改善が遅々として進んでいないようです。私たちロータリアンは限りある資源の有効活用を考慮し、持続可能な人道支援が推奨されております。現場は政治や行政による治水工事を待つ間に、多くの被害者がその都度発生します。彼らの当面の必需品は飲める水、食料と医薬品です。
従って、ある程度のまとまった水量が確保できる逆浸透膜浄水器と発電機のセットを寄贈することで、緊急時の支援が出来ると思います。平常時はその浄水器で作った飲料水を販売できるようになれば、フィルターや発電機用のエネルギー(石油製品)の備蓄も出来るのではないでしょうか?これらをプログラム化し、現地ロータリアンがこのプログラムを遂行する管理教育を現場に指導できれば、実現化できると思います。