markdadaoの日記

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放射線セシウムの影響は?

2年前、福島の原発事故による放射線物質の体内や環境への影響を懸念した。当時初めて聞く線量の単位シーベルトなど様々な情報が錯綜した。先日も原子力機構加速器実験施設で放射線漏洩による被爆があった。
私たちの世代は「放射能イコール広島の原子爆弾による被爆」のイメージであり、放射線の能力と言う意味すら知らなかった。未だに放射線被爆の本当のところがわかっていない。放射線セシウムが拡散され、人体に影響があるとの事で土壌の除染作業が行われている。セシウム半減期が30年と言われており、体内被曝により発ガンしたりすると言われている。この2年間そのような理解であった。
チェルノブイリ原発事故により放射線セシウムが飛散し、牧草の上にも降り注ぎ、その牧草を食べた乳牛のミルクが人間の体内に入りガンや白血病を誘発すると聞いていた。しかし、人の体内から排泄される生物学的半減期は6ヶ月と言われており、福島原発事故以降食物の規制がひかれ現在は体内に残留はしていない事になっている。従って、乳牛のミルクを飲んだ人間もすでに対外へ排出されている事になる。そのメカニズムは水溶性のセシウムは筋組織に入り筋肉の新陳代謝により排出されると聞いた。
原子力事業の関係者ではなく、医療機関の先生達から身体への影響を明確に説明をしてもらい、事実を知りえることでいたずらに不安をかき立てる事にならない様にして欲しい。