markdadaoの日記

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藤田晋社長

今朝、PODCASTサイバーエージェント藤田晋社長のインタビューを聞いていた。26歳で東証マザーズへ上場したことが話題となった人である。
経営のスパンは中長期で考えており、株主にもそれを求めている。社員は正社員が3,000人で合計5,000人ほどであり、社員のクリエートを求め社風は「ゆるい」と言うが、社内では競争原理が働いており、そこそこのバランスがとれているようだ。自分も役員人事で不要になれば辞めてゆくとの事。そして単なる実力主義ではなく終身雇用で社員の精神的なバックアップがなされている。そして社員が独立をした場合、有望な企業には投資を持ちかけている。
終身雇用と中長期計画で運営されている企業だから、常に成長が求められている。そこで社員から事業イデアを募っているのだが、ほとんどものにならないそうだ。しかし、アイデアそのものは良いものもある。ただそれを事業化するのに苦心をしており、とても大変だと言う。社員教育は現場でのOJTで育てており、特別な社員教育を設けていない。
社長自身も感性を磨くため、映画や音楽を好むようだ。社員との付き合いを常々行い、1,500人程度の顔は覚えている。会社でも大声を出さないが、大事な時は強く語るそうで社員はぴりぴりするそうだ。最後に、「上場企業の社長は事業に専念し、余分な事をやってはいけない」と40歳の社長は言う。目標は戦後成長したホンダやソニーを標榜している。