markdadaoの日記

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憲法改正に思う



GWの後半が始まり、観光地の賑わいとは相反して街中は閑散としてます。明るい日射しの中、まだ馴染まない帽子をかぶりながら高崎の音楽センター周辺をそぞろ歩き。
高崎音楽センターの入り口付近「高崎城東門」の前に「歩兵第十五聯隊碑」があり、明治に創設してから日清、日露戦争そして太平洋戦争までの歴史が克明に書かれている。内容は勇ましくも、淡々と歴史が記述されていた。
折しも、昨日は憲法記念日憲法改正論議が高まっている。自民・維新・みんなの各党の第96条の「3分の2以上」を過半数と唱えている。この改正手続きのハードルが下がる事で、過半数を占める与党による憲法改正が容易になる事を懸念する野党との論戦が始まっている。
憲法改正参議院選のテーマになる事は時代の流れだと思う。しかし、私たちを含め、北山修作詞の「戦争を知らない子供たち」だから、実感として戦争の悲惨さが伝わってこない。そしてマイノリティーとなった戦争体験者はすでに70歳後半となった。
私たちが戦争を放棄していても、相手国が乗り込んで来ると言う懸念は、事前の外交力と経済力で、絶対に戦争の状況下を作ってはならない。結局、相互の被害者となるのは無辜の国民である。