markdadaoの日記

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RLIが国際ロータリーの常設プログラムとなる?

2013年規定審議会の決議案として「13-168 ロータリー・リーダーシップ研究会を(RLI)を、RI 傘下の組織またはRI の常設プログラムとして指定することを検討するよう、RI 理事会に要請する件 To request the RI Board to consider designating the Rotary Leadership Institute as an RI affiliate or as a structured program of RI」の立法案が敦賀RC・東京中央RC・2710地区・2770地区・2840地区・2750地区・2760地区の共同提案が賛成332、反対 181で可決され、ロータリー理事会へ提案されることになった。その提案趣旨は「ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)の多地区合同奉仕活動を、公式なロータリー傘下の組織またはRI常設プログラムとして認証する」という内容である。今後は国際ロータリーの19名の理事メンバーによる理事会で審査される。
少なくとも規定審議会で当決議案が採択されたということは、世界各地区から出席した500名以上の代表議員の65%が賛成の意思を表明し、RLIは必要であることを認知されたと考えることができる。
日本では長年の教育制度により一つの正解に縛られ、自由な討論の場が作りにくかった。思考し発言する環境は参加意欲を高め、記憶の定着とアクティブな会員の醸成には無くてはならない。世界にロータリアンが約120万人おり、ロータリーの目的を達成するための120万のロータリー手段がある。今後のRLIは、5つの中核的価値観の中で「多様性」と「高潔性」を特に意識を向け、ピア・ラーニングを参考に活発な討論を期待したい。ピア・ラーニング - markdadaoの日記
お互いから学び合う事 Peer learning - markdadaoの日記

また、今回の規定審議会の制定案では「13-58 「地区協議会」という言葉を「クラブ・リーダーシップ研修セミナー」に変更する件」提案趣旨は「地区協議会の名称をクラブ・リーダーシップ研修セミナーに変更する案」が修正可決され、District Training Assembly 「地区研修協議会」と名称変更となり、セミナーの意図を明確にする”本音”への改善と受け止められる。(2014-2015年度施行)
心配していた、2540(秋田県)、2830(青森県)両地区の共同提案である「地区の境界を変更する理事会の権限を改定する件」提案趣旨は「地区内ロータリアン数が 1100名未満の地区は境界を変更できる」として可決された。そして13-108の「会員数が 1200 未満の地区は境界を変更できる」立法案が取り下げされた。
前橋RCの立法案の「地区番号に地理的呼称を付記する。国、県」は残念ながら否決されたが、現実には上記2地区の番号から県を想像するのは難しいので「・・・併記しても良い」と理解されれば良かった。しかし、13-141の前橋RCの立法案「欠陥のある立法案の定義を改正する件 」提案趣旨「決議案の欠陥の有無に対する裁量権を事務総長に与えない」が制定案として可決されたことは、国際ロータリーの更なる民主化の現れとして喜んでいる。
以上、本日本田GEの電話会話から発想した。