markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

アウンサンスーチーさん


アウンサンスーチーさんがテレビ朝日報道ステーションでメインキャスターの古館伊知郎との対談を観た。
対談の最後に日本の若者へ「希望を捨てない事」「気遣いをしてくれる人が必ずいる」「ビルマ民主化に力を貸してください」とのメッセージを残した。自分自身が長い間軟禁状態であった体験から出た「希望を諦めない」事と、「気遣ってくれた人がいた」事に説得力がある。
また、国家党首を目指すのは「その国家党首としての飾りが欲しいのではなく、その権力によりいろいろな改革が出来る事に関心がある」と言う。昨日のマケルシー係数に当てはめれば、ほとんど起きている時間が彼女のマケルシー係数であろう。しかし、「政治家は聖職でなくても良い、自分は弱いところもある」と強弱併せ持つ生身の人間であることを言葉にしている。
軍事政権に対し非暴力の革命をもって民主化を押し進めるには、私たちのような平和な民主的国家の世論や外交も有効だと思う。来日中は「権利を主張するのではなく、人間としての暖かみ(Humanity)と友情で支援を強めてもらいたい」といろいろな人に話をしている。そして彼女の人気に対しては、「自分の事ではなく、自分が何をしているからである」と言う。
タイの隣国ビルマミャンマー)の人達が、昼間タイに出稼ぎに来ていた。「顔つきはタイ人と似ているが、タイ人はゴム草履を履いているが、彼らは裸足だ」と、私がタイ北部を訪れたとき、地元の人たちが言っていた。しかしこのような国のリーダーがいれば、きっとビルマは良くなる。