markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

新会員セミナーを終えて


地区内3年未満の会員を対象に、約70名弱で新会員セミナーを開催した。
開会の辞で松倉研修副委員長から主にロータリー情報を約8分お話をいただく。
趣旨説明を本田ガバナーエレクトより、本日のスケジュールと開催趣旨及びロータリーの基礎知識に関するweb siteの案内を5分説明される。
松島地区幹事の司会で出席者の紹介を2分で行った。ここまでが開会セレモニー。
本日の基調講演を曽我地区研修委員長がパワーポイントを駆使し、単に基礎知識だけではなく一昨年の東日本大震災時のロータリアンの活動を紹介しながら講演をいただいた。予定の45分を35分で行っていただいたのは、開会セレモニーが10分押していたために結果として調整をいただいてしまった。
セッションの1部は佐藤研修委員の進行で、5名の「ロータリー・モメント」の発表を行う予定であった。出席を予定されていた水石研修委員が、ナイトフライトでバングラデシュから国際奉仕活動で帰国したばかりで、欠席の電話を今朝いただいたため4名で行った。
竹内ガバナーノミニーのクラブ内活動の体験より「入る事、知る事、ロータリーを好きになる事」を10分で発表。
川口ポリオプラス委員長は、広畑富雄パストガバナーの「ロータリーの心と原点」を読み、ロータリーに目覚めた事を15分熱弁をふるった。
佐藤クラブ幹事はフィリピンでのWCSの体験を具体的に説明し、そこでの感動を10分で語った。
最後に川堀元ガバナー補佐より、パワーポイントを使用しGSEを通じ海外に目を向ける事ができ、そこから消極的だった自分が積極的になったと、やはり10分で紹介された。
このロータリー・モメントは一人7、8分を予定していたが、感動を語るには10分強必要であった。
5分押して10分間の休憩をはさみ第2部の「RLI基礎コース」を行った。
会場とスケジュールの都合、約60名のスクール形式であったが、一方通行の話を極力避け、参加者の発言の機会を作る努力をした。
最初にロータリーは公平で民主的である事を体現してもらうため、視聴者である出席者がロータリー・モメントの発表者を評価していただくため、一人一人の共感度を拍手であらわしてもらった。
そして、ロータリーには数字や歴史以外では正解が一つではなく、120万人のロータリアンの人数分だけ回答がある事を理解してもらうため、あなたの「ロータリーとは何?」を家族に説明する際、または会員拡大する時のロータリー紹介の状況を設定し、何人かにマイクを向け発表していただいた。
このセッションのサブテーマである「入りて学び、出でて奉仕せよ」から、奉仕活動の体験を発表していただいた。なかなか挙手がないため、切り口を「私が会長だったら何の奉仕活動をする?」と投げかけた。マイクを向けると、それぞれが最近入会したとは思えないほどの奉仕活動の提案をいただいた。この熱意を生かさなければ、本人の意欲が減退してしまうと逆に危機感を感じた。そこで、コミュニケーション力をもってクラブ内の共感者を集い、理事会等で具現化してほしいとお願いした。
この自己実現の欲求を補完し、実施する事でロータリーへの愛着が一層深まる。奉仕活動の発想から具現化するまでの仕組みを、プログラム化する事が退会防止にもつながると確信を得た。
最後に「ロータリーが大好きですか?」と問いたとき、3分の1程度の参加者から挙手があった。新会員の関心事がなかなか掴めず、Q&Aもその問題意識に温度差があり、テーマを投げかけては意見を引き出す事に終始したため、予定されていた時間の50分間を40分で終了する事になった。反省としてシュミレーション不足であったが、今日のセミナーの速報を数枚見たとき、体験に基づいた「ロータリー・モメント」の評価は高かった。今後もこの「ロータリー・モメント」をブラシアップし継続したい。
1015-16年度のガバナーとなる生方氏に今日のセミナーの講評をいただいた。「ロータリー活動を一生懸命やることで、本業を盤石にし、奉仕活動をしよう」というのは的を得ていた。