markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

2013年国際協議会講演集より「人前で話すこと(パブリック・スピーキング)」

「人前で話すこと(パブリック・スピーキング)」 マーク・クリーベル
RI研修リーダー、ロータリー公共イメージ・コーディネーター

スピーチはなるべく簡潔にすることをお勧めします。言葉の数が少な ければ少ないほど、記憶に残りやすいためです。次のような言葉を心に留めておくことも良いでしょう。「脳が 吸収できる情報は限られているため、長いスピーチでは聞き手が席で落ち着かなくなる」「シンプルであれば あるほど良い」「人間は写真のように一瞬しか覚えておくことができない」

誠実さを見せることも力強いスピーチの手法です。自分らしいスピーチにすることによって、聞き手はそ れを感じ取り、皆さんを信じてくれます。人前でのスピーチを成功させるには、聴衆一人ひとりと個人的につ ながるようにすることです。演壇は時に、聞き手とのバリアを作りますので、演壇から離れてステージを広く利 用したり、スツール式の椅子を利用すれば、聴衆により近づき、一人ひとりに直接話しかけているような親近 感を与えられるでしょう。

最後のヒントは、「ストーリーを語ること」です。言葉を使ってイメージを描き、聴衆を想像上の旅に連 れて行くことほど効果的な方法はありません。今週私たちは実に素晴らしいロータリーのストーリーを聞きま した。皆さま一人ひとりにも、紹介したいストーリーや耳にした素晴らしいストーリーがあると思います。「心 に残るロータリー体験(ロータリー・モーメント)」は、人の心を惹き付けます。