markdadaoの日記

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2013年国際協議会講演集より「ロータリーの中核的価値観」

「ロータリーの中核的価値観」カルヤン・バネルジー

ロータリーとは何かを誰かに尋ねられた時に、私たち自身が明確に答えられないのが現状ですが、その答え は、ロータリーが100年以上保ち続けてきた強み、つまり、「奉仕」「親睦」「多様性」「高潔性」、そしてもち ろん、「リーダーシップ」です。私たちは常に、ロータリーという木の根を成す中核的価値観に従って生きてき ました。この根がしっかりしていれば、34,000以上のクラブを通じて、その枝は長く、強く伸び、ロータリーと いう大きな木は、すくすくと成長し続けていくでしょう。

生活とビジネスにおける高潔性は、そもそもロータリー創設のきっかけとなりました。また、親睦と多様性は、 私たちを結びつけるものです。しかし、私たちがここに集まっている主な理由、クラブやロータリーの会員で あり続ける理由は、奉仕活動です。地元の活動であろうと、例えば、世界から病を撲滅するためにクラブ、地 区、政府、非政府組織、国連組織などと協力して活動しようと、私たちがロータリーにいる理由は、奉仕であ り、変化をもたらすことです。

私たちが行うことに対して誰が何を言おうと、誰の手柄になろうと、究極的には大したことではありません。 インドの故インディラ・ガンジー首相は、世界には2種類の人間がいるとおっしゃいました。それは、実際の仕 事をする人と、その手柄だけをもらう人です。皆さまには、前者になっていただきたいと思います。そこに激し い競争はありません。
一番大切なのは、私たち自身でも、私たちが行う仕事でもありません。肝心なのは、果たすべき仕事を成し遂 げるということです。