markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

2013年国際協議会講演集「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」

「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」(ロンD.バートン)

ナッシュビルでのあの1週間に、ポリオについて多くのことを学び、さらに、それ以来も多くのことを学んでま いりました。しかし、私が、そして私たち全員が学んだ一番大切なことは、30年間ポリオが発生していない国 であれ、月に数千人の感染者が出ている国であれ、どこに住んでいようと、何かができるということです。車 椅子や松葉杖で生活している子どもや、地面を這っている子どもたちを救うことができる。ロータリーを通じ て、彼らの人生を変えることができる。そのことに、私たちは気づきました。人々の人生を変える、という言葉 はそれまでにも聞いたことがありましたが、あの一週間に、それが一気に現実味を帯びたものとなり、大きな 意味を持つようになりました。

まずはお願いすることが重要です。隣に座っている人や、会員増強委員や、勧誘が得意そうな人 や、時間がありそうな人にやってもらうのではなく、皆さん自身がお願いしなけれがなりません。会員増強 は、他人事ではなく、私の責務であり、皆さん自身の責務であり、ロータリアン全員の機会です。

クラブの規則や伝統に関して少し柔軟になるようクラブに奨励しなければならないこともあ ります。すべてを変えるわけではなく、ロータリーが生き残るには、時代の変化とともに自分たちも変わる努力 をしなければならないということです。例会時間や例会場を変えたり、新クラブの形態の見直すなど、大切な のは、クラブの現状を見据え、柔軟に適応する努力をすることです。

皆さんにとってそれが何であれ、生涯ロータリアンであり続けたいと思ったきっかけが何であれ、それをほか の人々と分かち合い、彼らもそのきっかけが見出せるよう手伝ってあげてください。ロータリアンがかかわれ ば、また、ロータリアンが積極的になれば、人々の人生を豊かにすることができるのです。この理由から、私は2013-14年度のテーマを、「ロータリーを実践し みん なに豊かな人生を」といたしました