markdadaoの日記

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ロータリーの目的




富岡かぶロータリークラブのクラブ研修委員のY君から2週間前依頼を受け、本日「ロータリーの目的」というテーマで卓話をした。「クラブメンバーがもっと仲良くなり、そしてロータリーの明確な目的を互いに理解して活動をしたい。そのためにRLI方式で話をしてもらいたい」というのが本音のようであった。
私たちのクラブがクラブ拡大をした唯一のクラブであり、来月には合同懇談会もあり、密接なお付き合いがある。従ってこのような卓話依頼を喜んで対応する。
今月号の「ロータリーの友」の18ページから「ロータリーの目的」について記事があり、読んでいただければ理解していただけると考える。しかしロータリーの専門用語や、文脈から理解しづらいとの会員からの声があった。従って、「ロータリーの目的」に触れる場面を想定し、話を進める事とした。
まず、新会員の勧誘の際、ロータリークラブをどう説明したかを聞いた。それぞれ断片的な内容であったので、RIの戦略計画にあるロータリーの本質を紹介し、これを活用する事を薦めた。次に「例会出席は義務か権利か?」をみんなに問いた。「義務も権利も意識せず習慣的に出席する」というのが本音のようであった。そこで本田GEの書かれている、「例会出席は、会員資格を有する者(会員)なら当然行使すべき権利(特権)である、と考えるべきでしょう。あなたも、RC会員としての特権を行使して、ロータリー・ライフを充実させましょう。」という文章を活用し、意図的な例会参加を促す。
最後に「隣同士で3分間で相手の良いところを3つ発見してください。その後に発表していただきます」というセッションを行った。みんな真面目に取り組んでいただき、ほとんどが3分以内にまとまったので、1テーブル毎に発表を行ってもらった。感想として、「悪い事はすぐわかるが、良い事を発見する事は難しかった」とのこと。そして私から「外へ向かってすばらしい事を発見する事も大事だが、内にもすばらしいダイヤがあるので発見してください」、さらに「このセッションを行った後で、気分が良かったでしょう?」と問いた。
相手は「自分の誇れる事や、自分が気づかなかった事をほめられた」、その事で気分が良くなる。また発見者は相手の悪いところではなく、良い事を発見した事で心の安寧が生まれ、気分が良くなる。少しでもクラブ内の融和が計れればと願う。
毎食、奥さんの作る料理を美味しい美味しいと言っていると、奥さんは更に励みその料理はますます美味しくなる。逆だとすぐに不味くなる。子供の良いところをほめると、長所が更に伸びる。駄目だ駄目だと言い続けると本当に駄目になる。
当初はRLI方式でフロアーの討論を考えていたのだが、時間的な制約もあり、急遽パワーポイントでやろうと考えを変え、夜中の12時過ぎまでかかってパワーポイントを作り上げた。卓話依頼のおかげで、最後のページに使用する、自分で撮った印象ある写真(上記)を発見した。卓話終了後、最後のセッションの余韻があり、気分が良かった。