markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

幸せの価値観

昨晩は私たちロータリークラブの新年会であった。夕方の6時半が開催時刻であったが、所用のため5分ほど遅刻をしてしまった。すでに会長の新年の挨拶が始まっており、皆に迷惑をかけないように後ろの席に着いた。41名の会員数で約9割の出席者であった。

異業種の集まりで、皆は童心にかえってロータリーの時間を楽しんでいる。私は下戸のため、お酒を飲んで楽しむ心境を本当は理解できないが、多分緊張を解きほぐす作用があるのだろう。飲める人は私に「人生の楽しみを半分享受していない」という。
幸いにも酒を飲んだときの楽しみを知る由もないので、しらふでの今の楽しみが私にとって全てである。むしろ酒が飲めるのに、もし健康上の理由で酒が飲めないのであれば、それは辛いのではないか?

文明の進化は幸せを享受するために何でも手に入れようとするが、そのおかげで環境を悪化させたり資源を無駄遣いする。以前中国の人たちが、「先進国のように自分たちも自家用車を乗り回し人生を謳歌したい。これは私たちの権利でもある」、と言っていた。そのためか、夏の北京市光化学スモッグによる大気汚染に見舞われている。
これらの大気汚染により発展途上国の人たちも、先進国の人たちも同じ住む地球を汚している。先進国の人たちは、「自分たちは楽しむが、途上国の人たちは楽しむな」とは言えない。私たちは地球が継続維持できるように新たなる幸せの価値観を作り、世界の人たちへ共感してもらえるようにしないと、孫たちの時代には地球はもたなくなるのではないか?